【相続時精算課税】実際にやってきた【金の贈与や相続について解説】

2024/02/17

カテゴリー:work

sozoku

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概要

こんにちは、ブックさんです!

多分2月の頭らへんやったと思うんですが、突然税務署からこんなハガキが届きました。

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どうやら去年売った金について、ちゃんと確定申告するんやでと言うふうな内容でした。

なんで金売ったことバレてるんと思いましたが、売却時にマイナンバーを提出したため税務署にばれてしまったようです。

怖いですね、、別にちゃんと確定申告とかするつもりでしたが、わざわざハガキ送って来るの恐ろしすぎです笑

この記事ではこの恐ろしいハガキを紹介したかったのもありますが、相続時精算課税の手続きをしてきたので、そのやり方を説明したいと思います!

最近金の価値が上昇して、金の相続について考えている人も多いと思うので、よければ参考にしてみてください!!

目次

相続時精算課税とは??

相続時精算課税制度っていうのは、原則60歳以上の両親や祖父母から18歳以上の子や孫に資産が贈与された時、

その次の年に贈与税を払うのではなく、両親や祖父母が亡くなって相続が発生するときにまとめて税金を払うというシステムです。

年齢の制限や親族じゃないとダメとかいう制限はあるんですが、収める税金が安くなったり、早く相続できたりするメリットがあります。

ちょっと僕の場合で当てはめると、父親が79歳、僕が24歳なので、どちらの条件も満たすことがわかります。

総額2500万円まで税金を払わなくても大丈夫で、超えた分に関しては一律20%税金を払う必要があります。

例えば、2000万贈与をうけて、次の年に1000万贈与を受けたら、差額500万に20%の税金がかかって、100万を収めればOKです。

相続時に再計算をして、もし税金を納めすぎていたら、税金が帰ってくることもあります。

110万以下の贈与

贈与税って結構エグくて、1200万贈与を受けたら40%近く税金取られちゃいます。

ただ、贈与税は1年間に110万円以下なら税金かからないので、毎年110万ずつ親から子に贈与すれば税金は一切かかりません。

なんか後で知ったんですけど、純金を細かく分割してくれる業者さんもあるようです。

1000万の価値のある金塊を100万ずつ分割してもらって、それを一つずつ毎年贈与すれば税金が一切かからないという裏道もあるようです。

それを知った時、僕は泣きました。前の動画のコメントにもいっぱいそれが書かれています笑

もし大きい金塊を贈与する、される予定の方は分割も検討してみてください笑

令和6年から法律変わった

相続時精算課税のデメリットとして、毎年110万受けれた非課税枠が無くなってしまうことがありました。

それのせいで相続時精算課税を選択しない人も多かったようですが、令和6年から110万円の非課税枠が相続時精算課税を選択しても生き残り続けるみたいです。

もう1個贈与系で法改正があったみたいで、これまで亡くなった3年前までに贈与された財産に関しては相続財産に加算されていたのが、7年前までに延長されました。

ちょっと難しい話になるので、実例をあげると、父親が亡くなる前に毎年110万円ずつ子供に渡していたら、110万円✖️7年分相続財産に加算されてしまいます。

もし、相続時精算課税を選択していたら、この110万✖️7年分は税金が非課税なので損する場合があります

相続時精算課税のやり方

ちょっと前置きが長くなってしまったんですが、実際に相続時精算課税のやり方について解説していこうと思います!

具体的には相続時精算課税選択届出書を翌年の2/1〜3/15中に、税務署に提出すれば相続時精算課税に切り替えることができます。

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必要書類は税務署のHPからダウンロードできるので、書いて行ったらスムーズだと思います!!

例えば、2024年に金の贈与を受けた場合、2025年の2/1〜3/15の間に申請をすれば、金の贈与分は相続時に精算したらいいことになります。

必要書類

上の届出書とともに出さなきゃ行けないのが、申告書第1表第2表、そして戸籍謄本になります。

動画内では、第1表と第2表はネットからできると言ったんですが、届出書の右側に一緒に提出してくださいと書いてあるので、多分出さなきゃダメっぽいです。

第1表、第2表ともに国税庁のHPからダウンロードできるので、両方ともダウンロードして、自宅で書いていったら手間が省けます。

第1表

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第2表

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申告書第1表の書き方

住所や氏名など基本的なところを埋めたら、その下の特例贈与財産分というところを埋めていきます。

左側には贈与をした人、お父さんやおばあちゃんの名前や住所などを書きます。

そして真ん中には種類・細目・利用区分などを書いていくのですが、金の場合、「家庭用財産」「家庭用財産」「金」と埋めたらOKです。

土地や現金などもらったものによって書き方が異なるのですが、詳しい書き方はリンク先の14ページに書いてあります。

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その下の所在場所等は、保管場所、自分だったら自宅だったので、自宅の住所を書きました。

右側のところには財産を贈与された日付、その下に金額を書きます。

その下にはもらった財産の個数や単価などを書いていきます。わからんかったら空けといて税務署で聞きましょう。

申告書第2表の書き方

第2表は第1表と同じ感じで埋めていくんですが、下の画像でいう、FとGの部分が追加されています。

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Gの部分は過去に、相続時精算課税を利用して申請した税務署の名前を書きます。今回初めての場合は空けといてオッケーです。

Fに関しては、実際僕が書いた例を載せておきます。字が汚くて申し訳ないんですが、1番上には贈与された合計額を書きます。

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その下は過去、相続時精算課税を利用して控除した金額を書くので、今回初めての場合0ですね

左に書いてる通りに計算していくので、2500万ー㉖がその下。その下は㉖と㉘のいずれか小さい方、、、っていうふうに書いていきましょう。

戸籍謄本

今回、ブックさんが一番苦戦したのがこの戸籍謄本です。

自分とその家族が血が繋がっている証明をしてくれるのが、この戸籍謄本で、市区役所やマイナンバーを使ってコンビニでも発行できます。

ただ、ブックさんは最近引っ越していて、住民票を岡山に移してしまっていたのでめちゃややこしかったです。

戸籍謄本は本籍という、籍を置いている場所の市区役所でしか発行できないので、僕みたいに岡山へ住民票を移し、本籍が大阪に置いたままの場合、大阪に帰らないと戸籍謄本が発行できません。

一応、コンビニから事前手続きをしたらマイナンバーを使ってコンビニ発行できるのですが、5営業日くらいかかるので、早めに登録するのがいいと思います。

ブックさんは近々大阪に帰る予定があったので、大阪の市区役所で戸籍謄本を発行してもらうことにしました。ついでに本籍を岡山に移すことも検討したいと思います。

税務署へ上の書類を出す

必要書類が全部用意できたら、税務署へ出しに行きましょう。

おすすめは火水木の午前中です。月金の営業終了前は結構混むので気をつけましょう。

基本的に自分で作り上げる書類なので、書き方など教えてもらえないのですが、ガラガラだと教えてもらえることがあります。

申請期間は2/1〜3/15なので、忘れないうちに早めに申請しに行きましょう!!

まとめ

一応この記事は、動画の補足として作成したので、動画見てない方いらっしゃいましたら是非ご覧になってみてください!

Youtubeではこの動画を作ることになったきっかけの純金1kg売ってみたっていう動画もあるのでそっちも是非みてみてください!

以上となります!なんとなく、相続時精算課税のやり方について知れたでしょうか?当サイトではほかにもタイミーでスキマバイトしたり、前澤さんとじゃんけん対決しているので良ければ関連記事もご覧ください!SNSもフォローお願いします!

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