【FX入門】FXって稼げるの？FXの基本的な知識とメリット、デメリットまとめ

FXとは？？

FXとはForeign eXchangeの略で、外貨へと両替する取引のことを指します。

たとえば、日本円とアメリカドルのレートが1ドル100円だとして、持っている100円を1アメリカドルへ換金したとします。

1か月がたち、仮に1ドル110円になったとします。

手持ちの1アメリカドルを円に変換すれば、110円となり、10円の利益となります。

こうして利益を上げていきます。

FXのメリット

実は、先ほど挙げたように円をドルに換えたり、ドルを円に換えたりするだけならFXを使わなくてもできます。

FXを利用するメリットは、自分の持っている以上の資金を動かせるということです。

もし自分が100円を持っていたら、その25倍の2500円までのお金を使って取引ができます！

先ほどと同じ例を使うと、自分は100円しか持っていないのに、日本円2500円をドルに変換することができ、25ドル手にすることができます。

また1か月経過し、1ドル110円になれば、25×110円で2750円となり、利益は250円となります。

単純に先ほどの例の25倍の利益を上げることができます。これをレバレッジ（てこの原理）を使って取引をするといいます。

FXのデメリット

これを聞くと、勘のいいひとなら損失も25倍にになってしまうではないかと思うと思います。

そうです。損失もそれだけ多くなります。

もし1ドルが100円でドルに換金し、1ドルが90円になってしまった後円に両替すると10円の損失、25倍のお金を取引していれば、250円の損失になります。

この損失の額を最小限に保つために、FXには証拠金という仕組みがあります。

証拠金とは？？

証拠金とは自分の持っている資産額です。

取引している額に応じて必要証拠金の額は変わってきます。

もし仮に、100円に25倍のレバレッジをかけ、1ドル100円のレートで25ドル(2500円)に換金したとします。

1ドルが99円のレートに下がったとすると、損失は-1円×25倍のレバレッジで25円の損失ですね。

自分の総資産はこれで75円になったわけです。この額から必要証拠金というお金を割ると、証拠金維持率というものが出てきます。

その維持率がある一定の％を切ると、強制的に日本円に換金させられます。

必要証拠金の額は今持っている25ドルの額の4％です。この場合25×99円×0.04=99円となります。

よって証拠金維持率は75円÷99円＝0.75＝約76％となります。

基本的に50％を切ると、強制的ロスカット（強制的に換金させられる）が入ります。

口座にお金を入れておくだけでも総資産の額が上がるので、基本的に300％を維持するように入れておくことが推奨されています。

利益を上げる2つの方法

売却益

1つ目の利益の上げ方は、今後価値が上がりそうな外貨を持って置き、為替が上がった際に換金することで利益が出ます。

10円上がっただけでも、25倍のレバレッジをかけていれば、250円の利益を得ることができます。

為替は国の情勢などで日々変化するため、その国に不利なニュースが流れると、その国の貨幣の価値が下がったりします。

しかし、必ず上がる、下がるなどの確証を持って売買することはかなり難しいといえるでしょう。

スワップポイント

実はスワップポイントというものでも利益を上げることができます。日本でも銀行に預けて置いたら、金利がついているのを見たことがあると思います。

しばらくアメリカドルなどで1か月ほどおいておけば、その金額に応じて金利が付きます。逆に日本円はマイナス金利と言って、預けておくだけでお金がとられます。

発展途上国のトルコや、メキシコなどの通貨は金利が高く、FXでこういった高金利の通貨を買うと、その差額の金利分のお金がスワップポイントとして受け取れます。

トルコリラの場合、10000トルコリラを買っておくと、1日で20円～30円受け取ることができます。

（2022年8月22日現在、金利政策によってアメリカ・イギリス・ニュージーランドなどのスワップポイントが1日70円代まで上がってきています！）

しかし、こういった高金利の通貨は値動きが激しく、急に通貨の価値が下がると、必要証拠金の額が上がるため、強制ロスカットされる危険性もあります。

投資額

自分の余裕のある資金で投資するのはもちろんのこと、FXでは自分の持っている額以上に投資できるため、大きな損失を被る可能性がほかの投資より大きいです。

そのため、必要証拠金が常に300％を超える額以内で投資することが重要です。

基本的に取引額は1000通貨、10000通貨単位での取引となるので、アメリカドルの場合1ドル約130円(2022/6/6現在)のため、1000通貨なら1000×130＝約13万円、10000通貨なら10000×130＝約130万必要となります。

厳密にいうと、25倍のレバレッジをかければ1000通貨→約13万円×0.04(25分の1)＝約5200円、10000通貨→約130万円×0.04=約52000円だけでドルを買うことができます。

しかし、この場合だと1ドルあたり3円価値が下がるだけで、-3000円、-3万円の損失となって証拠金維持率が50％を切り、強制ロスカットが起こります。

最低でも1000通貨ならその3倍の15000円、10000通貨なら15万円ほど入金しておく必要があります。

より安く買うことができるトルコリラ(1トルコリラ11円)や、メキシコペソ(1メキシコペソ5円)だと、資金が少なくても投資を始めることができます。

ただ、前述したように発展途上国の通貨は値動きが激しく、不安定なことは把握しておきましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。かなり軽く全体を説明したので、分からない点も多いかもしれません。

ＦＸの証券口座を作るだけなら無料なので、一度作ってみるのもありだと思います。

まとめると、ＦＸは自分の持っている資産の25倍のお金を動かすことができ、より多くの利益を生み出すことができます。

しかしその分損益の額も大きくなるため、計画的な運用が必要となります。

他にも株を買う時の手数料や税金についての記事や、配当金の仕組みについて記事書いているので是非そちらもご覧ください！SNSもフォローお願いします！記事が更新されるとすぐに見ることができます！

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