【QRコード】実は日本で生まれたQRコードの仕組みを解説!応用技術についても紹介しています
2022/05/16
カテゴリー:device
概要
このページではQRコードの仕組みや応用されている技術について紹介しています!
今では日常にあふれているQRコードですが、もともとは愛知県の自動車工場で使うために開発されたものです。
誰でも使用できるようにweb上に公開され、検出力の正確性から世界中へと広がりました。
よく考えるとどのような仕組みで情報を読み取っているのか不思議ですよね。詳しく見ていきましょう!!
目次
QRコードとは?
QRコードは1994年に日本で誕生した正方形のモザイクのようなものです。株式会社デンソーさんが開発し、今や世界中に広がっています。
QRはQuick Responceの略で、高速な反応速度をモチーフにして開発されたコードです。
似たものとして1949年に発明された「バーコード」がありますが、これを応用したものがQRコードになります。
バーコードは線の太さと間隔で文字や数字を表しているので、横方向にしか情報を持ちませんが、QRコードは縦横に情報を持っています。
数字のみだと7089文字まで格納でき、アルファベットを含めても4000文字まで格納できるので、大体のURLや数字のデータは1つのQRコードに収めることができます。
QRコードの仕組み
QRコードには目のようなマークが3つほどついています。これがあることによってどの角度から読み取っても正確に情報を読み取れます。
この目のようなマークは「シンボル」と呼ばれ、その内側にデータ情報が入っています。
黒い部分が0を表していて白い部分は1を表しているので(反転させている場合もある)、すべて数字に直すと0と1の数列となります。
2進数という形式で表されているので、これをアルファベットや数字に変換すると、webページのURLや文章に変換することができます。
QRコードは汚れや欠損に強く、4分の1が読み取れなくても正しく変換することができます。
応用技術
QRコードは本来の目的である商品管理などに多く使われています。
他にも広告にwebサイトのURLをQRコードで載せたものや、QRコード決済なども増えてきました。
ディズニーランドなどのテーマパークに入場する際にQRコードをかざしたりもしますね!様々な所で使われています!
多く普及している中国などでは不正にQRコードを読み込ませて、預金を盗み取るなどの被害も出ているのでセキュリティ面では少し不安な部分もあるかもしれません。
新型QRコード
セキュリティ面の問題もあり、新型のQRコードがいくつか出てきています。
SQRCというQRコードは見た目は普通のQRコードですが、認証キーを持った読み取り機で読み取ることで非公開な情報を見ることができます。
これによってもしQRコードが流出しても、個人情報などを保護することができます。
他にもより小さい場所に表示できるマイクロQRや、真ん中にロゴや文字を書けるスペースを持ったフレームQRなど様々なQRコードが出てきています。
まとめ
まとめると、QRコードは日本で開発された技術で、高速かつ正確に読み取れることから世界中へと広がりました。
本来の目的である商品管理を始めとして、QRコード決済やwebページのURLを表したり様々な用途で使われています!
一見モザイクのような模様で、人間が見ても何が書いてあるかわかりませんが、スマホで読み込むと即座にURLを開けたりとても便利な技術ですよね。
当サイトではほかにもワイヤレス充電の仕組みや遺伝的アルゴリズムについての記事も書いてますので、そちらもご覧ください!SNSもフォローお願いします。