ワイヤレス充電とケーブル充電の違い

2021/11/14

カテゴリー:device

充電のイラスト

概要

2010年にQi(チー)という国際規格が策定されてから、ワイヤレス充電に対応したiphoneやandroid端末など様々な端末が発売されてきました。

ワイヤレス充電、置くだけで充電できるスマホを持っている人も、知っているけど使っていない方も多いのではないですか??

このページではワイヤレス充電についてや、どっちの方がおすすめなのかをまとめています!

ぜひ最後までご覧ください!!

目次

ワイヤレス充電仕組み

なぜ置くだけで、ケーブルもさしていないのに充電できるか不思議ですよね?

実は充電をするために必要な土台の部分にコイル(導線を100回以上巻いたもの)が入っていて、そこに電流が流れると、その真ん中から磁場が発生します。

高校の時の物理の授業で、電磁誘導について習った方もいるかもしれません。

その磁場がスマホなどの端末を貫通すると、そのスマホの中のコイルにも電流が走り、スマホの中の充電池に充電されるという仕組みになっています。

磁場が発生するだけで、電力が生まれるなんてかなり不思議ですよね。

充電のイラスト2

2つの充電方法の比較

次にワイヤレス充電とケーブル充電について充電速度・耐久性・汎用性・値段の4つの項目で比較していきたいと思います。

最後のまとめでどちらのほうがおすすめかも紹介したいと思います!

充電速度

結論から言うと、充電速度はケーブル充電のほうが早いです。

最初のほうはいい勝負なのですが、ワイヤレス充電のほうは100%に近づくにつれて、充電速度が極端に遅くなるため、ケーブル充電のほうが早い結果となります。

0%から100%充電する場合は、スマホの機種によって異なりますが、1時間半ほど差が出てしまいます。

耐久性

ケーブル充電の場合、断線・接触不良によって充電ができなくなってしまうことがあります。

ワイヤレス充電の場合も中のコイルが切れてしまったりすれば、充電できなくなりますが、そういったことはなかなかありません。

lightningケーブルの場合を例にとってみると、1年以内に断線してしまうことが多く、耐久性の観点から行くと、ワイヤレス充電のほうが優秀だといえるでしょう。

ケーブル充電だと、毎日1回はかならず抜き差しすると思うので、その際根元のほうを引っ張ってしまったりすると簡単に切れてしまいます。

汎用性

iPhoneシリーズはiPhone8以降ならすべてのiPhoneにワイヤレス充電が対応しています。

さらにはAirpodsやAirpodsProなど周辺機器にも対応していて、かなり汎用性が高いです。

androidに関しても最新のスマートフォンなら対応していることが多く、Google Pixel 6 Pro / Pixel 6 / Pixel 5、Xperia 1 II/XZ2/XZ2 Premium/XZ3などなどです。

このようなデバイスはワイヤレス充電に対応していますが、ケースが分厚すぎると磁場がスマホを貫通できずに、充電できない場合もあります。

耐衝撃用ケース程度なら大丈夫ですが、間に金属の板が挟まっていると充電できない場合があるので、ご注意ください

値段

今回はiPhoneの充電に必要なlightningケーブルと、appleの純正のワイヤレス充電器Mag safeを比較してみました。

一応ワイヤレス充電器は、様々な会社が出している充電器でも対応可能で、個人的にはIKEAのリヴボイがおすすめです。

商品名 値段(税込)
lightningケーブル(apple純正・アダプタ別売) 2200円
Mag Safe充電器(アダプタ別売) 4950円
IKEA リヴボイ(USBCケーブル・アダプタ別売) 699円

Appleでは倍以上の値段の差があることがわかります。

一応IKEAの商品だとかなり安いですが、磁石でピタッと引っ付いてくれないのでAppleの純正のMagSafeのほうが使いやすいです。

まとめ

最後にまとめると、充電速度と値段はケーブル、耐久性と汎用性(最新のスマホなら)はワイヤレスという結果になりました!

ただ、ワイヤレス充電の場合、スマートフォンを置く土台のほうが熱を持ってしまい、長時間放置しておくと充電劣化の可能性があるのでお気を付けください。

よくスマホを使い充電する時間が少ないという方は、ケーブルをお勧めします!

逆に、夜はあまりスマホを使わず、いちいちケーブルを引っこ抜くのが面倒な方はワイヤレス充電をお勧めします!

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